カジュアル日本画講座の説明
かわいい日本画を描いて、日本画の普及を目指す日本画家ねこのふとん先生による、カジュアル日本画講座です。始めるには敷居の高いと思われている日本画をカジュアルに始められるように、道具の説明から書き方までを数回の記事に分けてお届けいたします。
また、当該講座で使用されるキャンパスサイズは70mm×70mmと大変可愛いサイズであり、取り扱いやすくなっております。
この講座は、「ねこのふとん」先生の「かわいい日本画」ブログから、記事を購入して記載しております。なお、カジュアルに日本画を描いてほしいという思いとは裏腹に、面倒な個所などついつい熱く語られておられ、若干お見苦しいと思われる表現がございますが、ほぼ原文のまま記載いたしますこと、ご了承願います。
カジュアル日本画講座
第一回 自己紹介
こんにちは。
ねこのふとんと申します。
地方芸術大学院の日本画専攻を卒業し、はや、5年くらい。
のらり、くらりと人物画中心に制作をしてきましたが、日本画って、世の中の人に興味持たれてないよなーと感じています。
(若冲とか北斎とかは厳密にいうと日本画ではありません
若冲→日本絵画
北斎→浮世絵
では、日本画とは?
伝統的な日本絵画の技術で描く絵。
洋画が明治に入ってきたため、洋画と日本で描かれていた絵画を区別するためにこの言葉が生まれる。
そのため、明治より前に描かれた若冲の絵は日本画ではないのです。
現在では日本絵画の技術で描く絵というよりも、日本画画材(岩絵の具や水干、金泥、箔、など)を使うと日本画という感じ。)
まだ、現代美術のほうがテレビなどでも話題に上がりますよね。
ということで、現在会社も辞めて現在無職ですし(笑)、(*当時)
わたしは日本画の普及活動でもしようかな・・・と。
現代日本画の主流ではないけど、ゆるかわいい、小さくて手に取りやすい日本画を描いて、「きゃ☆」とときめいてもらい、一人でも多くの方に日本画に興味持ってもらおうと思っています。
日本画画材は少しお高めですが、
絵具屋さんにいくと、瓶に色とりどりの岩絵具が並んでいて、美しいですし(テンション上がりますよ)、絵具と膠(にかわ 絵具&画面をくっつけるもの)をねりねりする時間と体験も、急ぎ足な現代人には必要ですよ、多分(適当)。
ということで、このブログでは自分が描いた絵や、初心者の方に向けた日本画の描き方、かわいく、ゆるい絵を描く作家の紹介などをしてまいります。
興味のある方は、お付き合いください~。
画筆・刷毛について
弊社松月堂の画筆・刷毛は、お住い地域の最寄りの画材店様、文房具店様、ホームセンター様なので取り扱っていただいておりますので、お立ち寄りください。弊社は受託製造が基本でございますので、今お使いの製品は弊社製造品かもしれません。ご愛用くださいませ。なお、一部筆につきましては弊社オンラインショップでも販売しております。当該講座内に登場した筆につきましては、弊社でも製造をしております。詳細は下記をご覧ください。